地元優勝の期待がかかるガルシアが出だしの緊張を乗り越え準々決勝へ [リヨン・オープン]

写真は2022年WTAファイナルズ・フォートワースでのカロリーヌ・ガルシア(フランス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「シジエム サンス・メトロポル ド リヨン・オープン」(WTA250/フランス・リヨン/1月30日~2月5日/賞金総額25万9303ドル/室内ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)がアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)を2-6 6-0 6-1で倒して8強入りを決めた。

 地元であるリヨンの大会で優勝を狙うガルシアは試合の出だしにブレークを許して難しいスタートを切り、焦りからかややミスが早くなって第1セットを落した。しかしトイレ休憩後に体勢を立て直したガルシアはよりアグレッシブにプレーし、続く2セットでは相手を圧倒した。

 第1セットとそれ以降でプレー内容が驚くほど違ったことについて聞かれたガルシアは、「試合の立ち上がりは緊張して硬くなっており、彼女は自分がやりたいようにやっていた。第2セットではより正確に打ち、自分のショットにしっかり集中することができるようになったの。第3セットの出だしにまた少し調子が落ちてブレークされたけど、そのあとは精神的に安定してその瞬間に集中することができたわ」と説明した。

 ガルシアは次のラウンドで、予選勝者のエリカ・アンドレーワ(ロシア)を6-2 6-3で破って勝ち上がったジャスミン・パオリーニ(イタリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第5シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したクララ・ビュレル(フランス)を6-4 4-6 6-3で振りきり、第7シードのダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)がアンナ・ボンダール(ハンガリー)に4-6 6-2 6-3で逆転勝利をおさめ、マリナ・ザネフスカ(ベルギー)はディフェンディング・チャンピオンで第2シードのジャン・シューアイ(中国)を6-2 6-0で退け、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではポタポワがザネフスカと、コビニッチはアリシア・パークス(アメリカ)と顔を合わせる。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles