カサキナ、ルバキナらシード勢が4人がベスト8に進出 [アブダビ・オープン]

写真はダリア・カサキナ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ムバダラ・アブダビ・オープン」(WTA500/アラブ首長国連邦・アブダビ/2月6~12日/賞金総額78万637ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのダリア・カサキナ(ロシア)がジル・タイヒマン(スイス)に1-6 6-0 6-2で逆転勝利をおさめて8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、カサキナはこの試合が初戦だった。スローなスタートを切ったカサキナだったが風の強いコンディションに適応しながら戦略を調整し、深いボールでタイヒマンをネットから遠ざけて長いラリーに持ち込むようにすることで流れを覆した。

「この風が強くて難しいコンディションの中では、集中力を少しでも緩めてしまうと試合の流れが変わってしまう。試合の出だしはそんな感じだった。日差しや風に少し戸惑ったけど、試合が進むにつれて安全にプレーする方法を見つけることができたわ」とカサキナは試合を振り返った。

 カサキナは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていた20歳のジェン・チンウェン(中国)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-4 6-2で退け、第6シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)がユリア・プティンセバ(カザフスタン)との接戦を6-4 6-7(5) 7-6(4)で制し、第8シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)はバーボラ・クレイチコバ(チェコ)に7-5 7-6(6)で競り勝ち、ベスト8が出揃った。

 アダッド マイアが根性では定評があるプティンセバに最後の最後まで苦しめられたが、3時間13分に渡る死闘の末に勝利をもぎ取った。アダッド マイアは第2セットで2度あったサービング・フォー・ザ・マッチで試合を終わらせることができず、もつれ込んだタイブレークで3-5と劣勢に立たされてから4ポイントを連取してセットオールに追いついたプティンセバは第3セットでも0-3とリードされてから巻き返していた。

 しかし4-4からブレークしてようやく優位に立ったかに見えたとき、プティンセバは躓いた。まずチャレンジするためにプレーを止めたポイントがインだったことが判明してブレークのきっかけを作り、タイブレーク4-5とされた場面で暴言を吐いたことでポイントペナルティを取られてマッチポイントを握られると直後のポイントで相手のリターンをネットにかけて試合に終止符が打たれた。

 準々決勝ではルバキナがアダッド マイアと、サムソノワは第4シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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