サムソノワが今季の女子ツアー最長試合でバドーサを倒して2回戦へ [ドバイ選手権]

写真はリュドミラ・サムソノワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(WTA1000/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月19~25日/賞金総額278万8468ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第14シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)がパウラ・バドーサ(スペイン)に6-7(3) 7-6(5) 6-4で競り勝った。

 元世界ランク2位のバドーサは77分かけて第1セットを先取したが、第2セットはサムソノワが74分に及ぶ奮闘の末に取り返した。第3セットも競り合ったが、3-3からブレークに成功したサムソノワが5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして激闘に終止符を打った。試合時間3時間22分は、今季の女子ツアー最長記録となる。

「パウラとの試合はいつも厳しい。彼女は素晴らしいプレーをしていたから、最後まで頑張り抜いたことを誇りに思う。私は試合ごとに毎日よくなっていくタイプなの。長い道のりだということはわかっているけど、このまま続けていきたいわ」とサムソノワは試合後のオンコートインタビューで語った。

 サムソノワは次のラウンドで、ジャン・シューアイ(中国)との同胞対決を6-3 6-1で制して勝ち上がったジェン・チンウェン(中国)と対戦する。

 この日プレーしたサムソノワ以外のシード勢は、2013年大会チャンピオンで第12シードのペトラ・クビトバ(チェコ)がマルチナ・トレビザン(イタリア)を6-2 6-1で下して2回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合ではマディソン・キーズ(アメリカ)、マリー・ブーズコバ(チェコ)、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)、アマンダ・アニシモワ(アメリカ)、レイラ・フェルナンデス(カナダ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したリンダ・フルビルトバ(チェコ)とマルタ・コスチュク(ウクライナ)、予選勝者のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)とダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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