シフィオンテクが3回戦でサムソノワを圧倒「オーストラリアでの私はマインドセットがよくなかった」 [ドバイ選手権]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(WTA1000/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月19~25日/賞金総額278万8468ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第14シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)に6-1 6-0で圧勝した。

 初戦だった2回戦でも2ゲームしか落とさなかったシフィオンテクは、この日も立ち上がりにお互いにサービスゲームをキープして1-1となってから11ゲームを連取して1時間16分で8強入りを決めた。

 1月に男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」でジェシカ・ペグラ(アメリカ)に敗れ、続くオーストラリアン・オープンでは4回戦でエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)にストレート負けを喫したシフィオンテクだが、そのあとは圧倒的な強さを見せている。

 中東での連戦で大会に戻って以来、シフィオンテクは5試合で8ゲームしか落としていない。その間に彼女から3ゲーム以上を取ったのは、ドーハ決勝でシフィオンテクに3-6 0-6で敗れたペグラのみとなっている。

「オーストラリアでの私は、『マインドセット(考え方)』があまりよくなかったことに気付いたの。私は世界ナンバーワンとしてシーズンを始めることや、すべてのことにストレスを感じていたわ」とシフィオンテクは3回戦勝利後に明かした。

「だから今は白紙に戻り、最初からスタートすることができてハッピーよ。特に速いハードコートでベースラインからより安定したプレーができるように一生懸命練習してきたから、その成果が出て満足している」

 シフィオンテクは次のラウンドでアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)を7-5 6-7(6) 6-2で破って勝ち上がったカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦する予定だったが、プリスコバがウイルス性疾患により棄権したため不戦勝でベスト4進出一番乗りを決めた。準決勝では、第5シードのココ・ガウフ(アメリカ)とマディソン・キーズ(アメリカ)の勝者と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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