ガウフがシフィオンテクに対する準決勝へ「ランキングは単なる数字に過ぎない」 [ドバイ選手権]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(WTA1000/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月19~25日/賞金総額278万8468ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第5シードのココ・ガウフ(アメリカ)がマディソン・キーズ(アメリカ)との同胞対決を6-2 7-5で制してベスト4に進出した。

 グランドスラムとWTA1000大会で10度目の準々決勝を戦った18歳のガウフは、これまでその先に勝ち進んだのは2021年ローマと2022年フレンチ・オープンの2回だけだった。いずれもクレーコートの大会で、彼女がこのレベルのハードコート大会で4強入りしたのはキャリア初となる。

「とにかく目の前のことに集中し、彼女が打ったいいショットは受け入れることがカギだった。厳しい試合になることはわかっていたけど、必要なときに安定したプレーができてよかったわ」とガウフは試合後にコメントした。

「3度目の対戦だったから、お互いにどんなプレーをするのかわかっていた。先週にドーハで一緒に練習していたことは確かに役に立つけど、相手にとっても同じだから逆に利用されることもある。とにかく自分のゲームプランを忠実に守ってプレーする必要があるの」

 ガウフは次のラウンドで、前日に不戦勝で勝ち上がりを決めていた第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。両者は過去5戦し、すべてシフィオンテクがストレートで勝っている。

「(シフィオンテクに負けた)5回のすべてで私は何か間違ったことをやっていた。正直に言って彼女は素晴らしいテニスをしているし、世界ナンバーワンだということに異論はないわ。明日は自分にプレッシャーは何もない。自分のテニスをするだけよ」とガウフは次戦を見据えた。

「私は間違いなく、彼女と最後に対戦したときよりもうまくなっていると思う。結局のところ、ランキングは単なる数字に過ぎないの。とにかく勝てると信じてコートに出ていかなければならない。明日はそうするつもりよ」

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写真◎Getty Images

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