ともにセルビア勢を倒したバエスとエチェベリがアルゼンチン対決の準決勝へ [チリ・オープン]

写真はアルゼンチン・オープンでのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モビスター・チリ・オープン」(ATP250/チリ・サンティアゴ/2月27日~3月5日/賞金総額54万6340ドル/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第3シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)が第6シードのラスロ・ジェレ(セルビア)を7-6(4) 6-4で倒してベスト4に進出した。

 一度しかブレークポイントを手にできなかった第1セットをタイブレークの末に奪ったバエスは第2セット序盤にサービスダウンを喫して1-3とリードされたが、そこから最後の6ゲーム中5ゲームを取ってストレートで勝利を決めた。バエスは第6ゲームで相手の40-0から巻き返してブレークバックに成功し、5-4で迎えたレシーブゲームで3度目のマッチポイントをものにして1時間54分で試合を締めくくった。

「彼(ジェレ)とはこれが初対決だったけど、2セットとも本当に接戦だった。厳しい瞬間に僕のほうが彼よりもフィーリングよくプレーできたのが勝てた理由かもしれないね。僅かな差ではあったけど、勝ち残れてうれしいよ」とバエスは試合後にコメントした。

 3週間前のコルドバに続く今季2勝目を目指すバエスは次のラウンドで、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を6-1 6-2で破って勝ち上がった同胞のトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ジャウメ・ムナール(スペイン)とニコラス・ジャリー(チリ)の顔合わせとなった。ムナールがチアゴ・モンテーロ(ブラジル)を6-3 3-6 6-2で振りきり、ジャリーは予選勝者のヤニック・ハンフマン(ドイツ)に3-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめた。

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写真◎Getty Images

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