ワウリンカがトップ100復帰後の初戦に勝利「もっとランキングを上げていきたいと思っている」 [ATPインディアンウェルズ]
ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日8~19日/賞金総額1014万3750ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)が予選勝者のアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)を6-4 1-6 6-1で振りきった。
試合の途中で耳の治療を受けていたワウリンカは、「数日前から耳に問題を抱えており、片方が完全に聞こえないんだ。大変なものではないけど、片耳しか聞こえないというのは楽じゃないね」と試合後の記者会見で説明した。
「でも全体的にはいいプレーをしているし、いい練習ができているからフィジカル的にもテニスに関しても調子はいいんだ。今日勝つことができてうれしいよ。大事な試合だし、このまま勝ち進んでいけるよう願っている」
先月のロッテルダムとマルセイユで8強入りしたワウリンカは、2月27日付の世界ランクでようやくトップ100に返り咲いていた。グランドスラム優勝歴3回のワウリンカが初めてトップ100入りしたのは、20歳だった2005年4月のことだった。
100位以内の最年長選手となった37歳のワウリンカは、「手術を経て長くツアーを離れたあとは復帰が思うように進まず苦労したけど、フィジカル的にふたたびいい状態になってテニスの感触もよくなってきたというのは重要なステップだったと思う」コメントした。
「トップ100にいるということは常に重要なことだ。もちろんもっとランキングを上げていきたいと思っているよ。できればグランドスラムやマスターズなどの大きな大会でシードが付くようなところまで戻りたいんだ」
ワウリンカは次のラウンドで、第26シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。今大会でのワウリンカはフランシス・ティアフォー(アメリカ)とのペアでダブルスにもエントリーしており、初戦の相手はロベルト・バウティスタ アグート/パブロ・カレーニョ ブスタ(ともにスペイン)となっている。
写真◎Getty Images
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