好調メドベージェフがナカシマを退けマッチ15連勝で3回戦へ [ATPインディアンウェルズ]
ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日8~19日/賞金総額1014万3750ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がサンディエゴ出身のブランドン・ナカシマ(アメリカ)を6-4 6-3で下してベスト32に進出した。
シード勢は1回戦がBYEで免除されており、メドベージェフはこの試合が初戦だった。先月のロッテルダムから3週連続でタイトルを獲得して勢いに乗るメドベージェフは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が不在の今大会で優勝候補の一角と見なされている。
ナカシマもフォアハンドの強打や優れた守備的スキルで地元の観客たちを大いに沸かせたが、好調のメドベージェフは揺らぐことなく堅固なプレーで応戦して直面した6つのブレークポイントをすべてセーブした末に1時間26分で勝利を決めた。
「いくつかの見応えあるポイントがあった。ここのサーフェスは恐らくツアーでもっとも遅いハードコートだ。だから多くの試合で長いラリーが見られ、おかげでいくつも壮観なポイントが展開されることになる。この試合でも厳しいポイントが何度かあり、ブレークポイントをセーブした苦しい場面もあった。戦い抜くことができてとてもうれしいよ」とメドベージェフは試合後のオンコートインタビューで語った。
「このような遅いコートではすべてのポイントで最高のテニスをすることはできないと思う。だから誰もが多くのブレークポイントに直面するし、逆にチャンスも多くなる。結局のところ、自分がベストのプレーをしなければならないといことだね。彼もいいプレーをしたからいい試合になったし、特に第2セットは激しかった」
先月から続いている連勝を「15」に伸ばしたメドベージェフは次のラウンドで、第28シードのボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)が5-7 2-3とリードされた時点で棄権したため勝ち上がったイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)と対戦する。
写真◎Getty Images
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