トップ10プレーヤー3人が敗れる中、サバレンカとベンチッチがストレート勝利で3回戦へ [マイアミ・オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月21日~4月2日/賞金総額880万ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を6-4 6-3で下してベスト32に進出した。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、サバレンカはこの試合が初戦だった。5-3からのサービング・フォー・ザ・セットを落としたあと相手のサービスゲームをふたたび破って第1セットを先取したサバレンカは、第2セット1-3から最後の5ゲームを連取して1時間20分で勝利を決めた。

 サバレンカは次のラウンドで、アンナ・ブリンコワ(ロシア)を3-6 6-4 6-3で破って勝ち上がった第31シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)と対戦する。

 この日プレーしたサバレンカ以外のトップ10プレーヤーは第9シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)がレイラ・フェルナンデス(カナダ)に6-1 6-1で快勝して3回戦に駒を進めたが、第4シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、第5シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)、第7シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)は敗れた。

 2019年USオープン優勝者のビアンカ・アンドレスク(カナダ)がサカーリに5-7 6-3 6-4で逆転勝利をおさめ、予選勝者のバルバラ・グラチェワ(ロシア)がジャバーを6-2 6-2で退け、ソラナ・シルステア(ルーマニア)はガルシアを6-2 6-3で倒してそれぞれ番狂わせを演じた。シルステアは前週末に終了したインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)でも4回戦でガルシアと対決し、接戦の末に6-4 4-6 7-5で勝っていた。

 そのほかの試合では第15シードのペトラ・クビトバ(チェコ)、第16シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)、第17シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、第18シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、第19シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第22シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)、予選勝者のカロリーナ・ムチョバ(チェコ)、マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)、ソフィア・ケニン(アメリカ)が2回戦を突破した。

 第11シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)がボンドルソバに4-6 2-6で、第28シードのアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)がケニンに3-6 4-6で、第32シードのジュ・リン(中国)はムチョバに4-6 2-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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