カリンスカヤがジュニア時代からのライバルであるルバキナを倒して3回戦へ [マドリッド・オープン]
WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額765万2174ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、アンナ・カリンスカヤ(ロシア)が第7シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を7-5 4-6 6-2で倒す番狂わせを演じた。
シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ルバキナはこの試合が初戦だった。ルバキナは前週のシュツットガルトに出場したが、ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)に対する2回戦を第2セット途中で腰のケガを理由に棄権していた。
競り合いの末に第1セットを先取したカリンスカヤは第2セットを取り返されたが、第3セットで相手のサービスゲームを2度破って2時間13分でキャリア3度目の対トップ10勝利を決めた。ルバキナは3月のマイアミ2回戦で苦戦を強いられながらもカリンスカヤに7-5 4-6 6-3で競り勝っていたが、ジュニア時代からの対戦成績はこれで2勝2敗のイーブンとなった。
「本当に幸せよ。エレーナは本当に手強い相手で、私たちはジュニアの頃からずっと厳しい戦いを繰り広げてきたの。ふたりともレベルの高いテニスを披露できてうれしいわ」とカリンスカヤは試合後にコメントした。
カリンスカヤは次のラウンドで、予選勝者のラウラ・シグムンド(ドイツ)を7-6(6) 6-3で破って勝ち上がった第27シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)と対戦する。
写真◎Getty Images
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