サバレンカが2試合連続ストレート勝利で過去3連敗中の3回戦へ [フレンチ・オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が予選勝者のイリナ・シマノビッチ(ベラルーシ)との同胞対決を7-5 6-2で制してベスト32に進出した。試合時間は1時間27分。

 ロラン・ギャロスに6年連続出場となる25歳のサバレンカは、3度の3回戦進出(2020~22年)がこれまでの最高成績。第7シードとして臨んだ昨年は、3回戦でカミラ・ジョルジ(イタリア)に6-4 1-6 0-6で逆転負けを喫していた。

 1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム初制覇を果たしたサバレンカはクレーコートでも3週間前のマドリッド(WTA1000)で2021年に続くタイトルを獲得し、今季の女子ツアーでトップとなる29勝5敗の戦績で今大会を迎えている。

 サバレンカは次のラウンドで、マグダレナ・フレッヒ(ポーランド)を6-3 6-4で破って勝ち上がったカミラ・ラヒモワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第27シードのイリア カメリア・ベグ(ルーマニア)、スローン・スティーブンス(アメリカ)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、予選勝者のクララ・タウソン(デンマーク)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のエリナ・アバネシアン(ロシア)、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)が3回戦に駒を進めた。

 第15シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)が同胞で2021年大会準優勝者のパブリウチェンコワに6-4 5-7 5-7で、第19シードのジェン・チンウェン(中国)はプティンセバに3-6 6-4 2-6で敗れ、それぞれ2回戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)

女子シングルス2回戦|主な試合結果

○72イリア カメリア・ベグ(ルーマニア)[27] 6-3 6-0 ●69サラ・エラーニ(イタリア)

○75クララ・タウソン(デンマーク)[Q] 6-3 5-7 6-4 ●74レイラ・フェルナンデス(カナダ)

○79エリナ・アバネシアン(ロシア)[LL] 6-0 7-5 ●77レオリア・ジャンジャン(フランス)[WC]

○83アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)4-6 7-5 7-5 ●81リュドミラ・サムソノワ(ロシア)[15]

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○114スローン・スティーブンス(アメリカ)6-2 6-1 ●115バルバラ・グラチェワ(ロシア)

○117ユリア・プティンセバ(カザフスタン)6-3 4-6 6-2 ●120ジェン・チンウェン(中国)[19]

○124カミラ・ラヒモワ(ロシア)6-3 6-4 ●122マグダレナ・フレッヒ(ポーランド)

○128アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[2] 7-5 6-2 ●126イリナ・シマノビッチ(ベラルーシ)[Q]

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写真◎Getty Images

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