1年前に大ケガを負ったズベレフがエチェベリの挑戦を退け準決勝に帰還 [フレンチ・オープン]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第22シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)を6-4 3-6 6-3 6-4で倒してベスト4に進出した。試合時間は3時間22分。

 ロラン・ギャロスに9年連続出場(2015年の予選敗退を含む)となる24歳のズベレフは、2021年と22年のベスト4がこれまでの最高成績。昨年は準決勝でラファエル・ナダル(スペイン)と接戦を繰り広げたが、第2セット終盤に足首を捻るアクシデントで棄権を強いられ長期離脱を余儀なくされた。

 両者は今回が初対戦。昨シーズンに初めてトップ100入りした23歳のエチェベリはこれが6度目のグランドスラム本戦で、この大会までは1勝しか挙げたことがなかった。

 今大会でのズベレフは1回戦でロイド・ハリス(南アフリカ)を7-6(6) 7-6(0) 6-1で、2回戦でアレックス・モルチャン(スロバキア)を6-4 6-2 6-1で、3回戦で第12シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を3-6 7-6(3) 6-1 7-6(5)で、4回戦では第28シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を6-1 6-4 6-3で破って8強入りを決めていた。

 ズベレフは準決勝で、第4シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と第6シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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