シナーが2試合連続フルセット勝利で準々決勝へ「多くのボールに触れることで自信に繋がればいい」 [ATPハレ]

写真はヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「テラ・ウォルトマン・オープン」(ATP500/ドイツ・ノルトライン ヴェストファーレン州ハレ/6月19~25日/賞金総額234万5130ユーロ/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、第4シードのヤニク・シナー(イタリア)がロレンツォ・ソネゴ(イタリア)との同胞対決を6-7(4) 6-4 6-4で制してベスト8に進出した。

 ソネゴは強力なサービスとアグレッシブなグラウンドストロークを駆使してタイブレークの末に第1セットを先取したが、素晴らしいフットワークを見せたシナーが第2セットと第3セットで一度ずつブレークに成功して2時間52分で逆転勝利をおさめた。

「確かに厳しい試合だった。彼にはたくさんチャンスがあったし、僕も第1セットを取るチャンスがあった。僕はタイブレークでいくつかミスをしたけど、それは起こり得ることだ。グラスコートでは決して簡単にいはいかないけど、僕はメンタル的にいい対応をしたと思う」とシナーは試合を振り返った。

「ここ数試合でかなりの時間プレーしたけど、そのほうがいい。グラスコートで多くのボールに触れることで自信に繋がればいいと思っているよ」

 シナーは次のラウンドで、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-3 6-7(4) 6-3で破って勝ち上がったアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。

 そのほかの試合では2021年大会準優勝者で第3シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したヤニック・ハンフマン(ドイツ)を7-6(6) 6-3で退け、前週のスヘルトーヘンボスでツアー2勝目を挙げたタロン・グリークスプア(オランダ)はディフェンディング・チャンピオンで第6シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)に6-3 1-6 7-6(8)で競り勝ち、勝ち上がった両者が準々決勝で顔を合わせることになった。

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写真◎Getty Images

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