ズベレフがようやくプレーした1回戦で勝利「このコートにふたたび立つことができて幸せ」 [ウインブルドン]

写真は今大会のシングルス1回戦最後の勝者となったアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の男子シングルス1回戦で第19シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が予選勝者のハイス・ブラウワー(オランダ)を6-4 7-6(4) 7-6(5)で退け、大会4日目にして男女のシングルス1回戦がすべて終了した。

 ここ3日間は雨に見舞われたため進行が遅れ、この日はズベレフを含む20人の男子選手がシングルス1回戦を戦った。この試合は火曜日に行われる予定だったが、雨により2日遅れでのスタートとなった。

 第7ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したズベレフはそのあと相手のサービスゲームを破ることができなかったが、2つのタイブレークをきっちりものにして2時間15分で試合を締めくくった。

「彼は非常にタフな相手だった。雨もかなり厳しい相手だったけどね。でも昨年はかなり酷いケガで大会に出られなかったから、またウインブルドンに戻ってくることができて本当にうれしい。このコートにふたたび立つことができて幸せだ。本当に待ち焦がれていたよ」とズベレフは試合後にコメントした。

「次の土曜日に大会を始める心の準備をしていたけど、幸運にも今日プレーできた。恐らく(日程が遅れたことで連戦になるから)明日も明後日もプレーするだろう。もちろん、僕が勝てばの話だけどね」

 ズベレフは次のラウンドで、マルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)を6-7(5) 5-7 7-6(5) 7-6(3) 6-3で破って勝ち上がったラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)の綿貫陽介(フリー)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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