アルカラスがジャリーに苦戦を強いられながらも2年連続ベスト16進出 [ウインブルドン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の男子シングルス3回戦で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第25シードのニコラス・ジャリー(チリ)に苦戦を強いられながらも6-3 6-7(6) 6-3 7-5で振りきりベスト16に進出した。試合時間は3時間56分。

 ウインブルドンに3年連続出場となる20歳のアルカラスは、昨年の4回戦進出がこれまでの最高成績。そのときは3試合を勝ち上がったあと、4回戦でヤニク・シナー(イタリア)に1-6 4-6 7-6(8) 3-6で敗れていた。

 グラスコートシーズンのアルカラスは先月のロンドン(ATP500/グラスコート)で今季5勝目を挙げ、世界ナンバーワンに復帰して今大会を迎えている。

 アルカラスは次のラウンドで、第19シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と2021年大会準優勝者のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を4-6 6-3 6-4 6-4で退け、イリ・ラフェチュカ(チェコ)が第16シードのトミー・ポール(アメリカ)を6-2 7-6(2) 6-7(5) 6-7(9) 6-2で倒し、クリストファー・ユーバンクス(アメリカ)はクリストファー・オコネル(オーストラリア)とのノーシード対決を7-6(5) 7-6(3) 7-6(2)で制してそれぞれ16強入りを決めた。

 メドベージェフとラフェチュカは、4回戦で顔を合わせる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会6日目|7月8日

男子シングルス3回戦|主な試合結果

○1カルロス・アルカラス(スペイン)[1] 6-3 6-7(6) 6-3 7-5 ●8ニコラス・ジャリー(チリ)[25]

○33ダニール・メドベージェフ(ロシア)[3] 4-6 6-3 6-4 6-4 ●39マートン・フチョビッチ(ハンガリー)

○43イリ・ラフェチュカ(チェコ)6-2 7-6(2) 6-7(5) 6-7(9) 6-2 ●48トミー・ポール(アメリカ)[16]

○51クリストファー・ユーバンクス(アメリカ)7-6(5) 7-6(3) 7-6(2) ●53クリストファー・オコネル(オーストラリア)

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写真◎Getty Images

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