メドベージェフが前回プレーした2021年に続く2度目の4回戦進出「本当にここで活躍したいと思っている」 [ウインブルドン]

写真は2021年に続く2度目の4回戦進出を決めたダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の男子シングルス3回戦で、第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を4-6 6-3 6-4 6-4で退けベスト16に進出した。

 コート後方に立つメドベージェフのリターンポジションに付け込んでネットプレーを仕掛けたフチョビッチの躍動的でパワフルなプレーを前に第1セットを落としたメドベージェフだったが、第2セット以降は相手の出力がダウンしたこともあって形勢を覆すことに成功した。第2セットではまだミスが出ていたが、メドベージェフは尻上がりに調子を上げてラリーの主導権を取り戻すと第3セット以降は堅実なプレーを見せて3時間4分で勝利を決めた。

「厳しい試合だった。マートンはグラスコートでいいプレーをする。彼はここで準々決勝に進出したことがあるけど、僕はまだそこまで勝ったことがない。いい結果を出したいという大きなモティベーションがあるから、勝ち進むことができてうれしいよ」とメドベージェフは試合後にコメントした。

「僕は本当にここで活躍したいと思っているんだ。昨年はプレーできなかったし、グランドスラム大会の中でもっとも成績が悪いからね。それを変えたいという強い意欲を持っている。先に進めば進むほど相手は強くなるけど、自分のベストテニスを見せて楽しみたい」

 メドベージェフは次のラウンドで、第16シードのトミー・ポール(アメリカ)を6-2 7-6(2) 6-7(5) 6-7(9) 6-2で破って勝ち上がったイリ・ラフェチュカ(チェコ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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