スビトリーナがグランドスラム2大会連続8強入り、激闘の末に過去5戦全敗だったアザレンカから初勝利 [ウインブルドン]
今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス4回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が第19シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)との激闘を2-6 6-4 7-6(11-9)で制し、グランドスラム2大会連続となるベスト8進出を果たした。試合時間は2時間46分。
ウインブルドンに2年ぶり10度目の出場となる28歳のスビトリーナは、2019年のベスト4がこれまでの最高成績。昨年はロシアによるウクライナ侵攻で受けた精神的苦痛とケガを理由にツアーを一時離脱し、同年10月に夫でありテニス選手のガエル・モンフィス(フランス)との第一子となる娘スカイを出産した。
ふたりはこれが6度目のマッチアップだったが、アザレンカは初黒星を喫した。グランドスラム大会では2022年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の3回戦で顔を合わせ、アザレンカが6-0 6-2で勝っていた。
今大会でのスビトリーナは1回戦でワイルドカードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を6-4 6-3で、2回戦で第28シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を6-1 1-6 6-1で、3回戦では予選勝者のソフィア・ケニン(アメリカ)を7-6(3) 6-2で破って16強入りを決めていた。
スビトリーナは次のラウンドで、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは4回戦で、第14シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-7(4) 7-6(2) 6-3で下して勝ち上がった。
写真◎Getty Images
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