サバレンカが前回グラスコートで敗れたアレクサンドロワを退け4回戦を突破 [ウインブルドン]
今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス4回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第21シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-4 6-0で退けベスト8に進出した。試合時間は1時間11分。
ウインブルドンに2年ぶり5度目の出場となる25歳のサバレンカは、前回プレーした2021年のベスト4がこれまでの最高成績。昨年はロシアによるウクライナ侵攻を受けてウインブルドンとイギリスのローンテニス協会(LTA)がイギリスで開催されるグラスコート大会からロシアとベラルーシの選手を除外する決断を下したため、サバレンカは参加できなかった。
1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム初制覇を果たしたサバレンカはフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でも4強入りしたが、グラスコートの前哨戦では2試合(1勝1敗)しかこなせず今大会を迎えている。
この結果でサバレンカは、アレクサンドロワとの対戦成績を3勝3敗のタイに追いついた。グラスコートでは昨年6月にスヘルトーヘンボス(WTA250)の決勝で対決し、アレクサンドロワが7-5 6-0で勝っていた。
今大会でのサバレンカは1回戦でパナ・ウッドバーディ(ハンガリー)を6-3 6-1で、2回戦でバルバラ・グラチェワ(フランス)を2-6 7-5 6-2で、3回戦ではアンナ・ブリンコワ(ロシア)を6-2 6-3で破って16強入りを決めていた。
サバレンカは次のラウンドで、第25シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦する。キーズは4回戦で、予選から快進撃を続けてきた16歳のミルラ・アンドレエワ(ロシア)を3-6 7-6(4) 6-2で下して勝ち上がった。
写真◎Getty Images
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