シナーがサフィウリンを退け5度目のグランドスラム準々決勝で初勝利 [ウインブルドン]

写真はヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で第8シードのヤニク・シナー(イタリア)がロマン・サフィウリン(ロシア)を6-4 3-6 6-2 6-2で退け、5度目のチャンスをものにして四大大会で初のベスト4進出を果たした。試合時間は2時間14分。

 ウインブルドンに3年連続4度目(2019年の予選敗退を含む)の出場となる21歳のシナーは、昨年のベスト8がこれまでの最高成績だった。そのときは大会初勝利から4試合を勝ち上がり、準々決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を2セットアップと追い込みながらも7-5 6-2 3-6 2-6 2-6で逆転負けを喫していた。

 この結果でシナーは、サフィウリンとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2022年1月にATPカップ(オーストラリア・シドニー/ハードコート)ので一度顔を合わせており、シナーが7-6(6) 6-3で勝っていた。

 今大会でのシナーは1回戦でフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)を6-2 6-2 6-2で、2回戦でディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を7-5 6-1 6-2で、3回戦でカンタン・アリス(フランス)を3-6 6-2 6-3 6-4で、4回戦ではダニエル エライ・ガラン(コロンビア)を7-6(4) 6-4 6-3で破って8強入りを決めていた。

 シナーは準決勝で、第2シードのジョコビッチと第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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