21歳シナーがグランドスラム大会で初の準決勝進出「この瞬間のために多くの努力を積んできた」 [ウインブルドン]

写真はグランドスラム大会で初のベスト4進出を決めたヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で第8シードのヤニク・シナー(イタリア)がロマン・サフィウリン(ロシア)を6-4 3-6 6-2 6-2で退け、5度目のチャンスをものにして四大大会で初のベスト4進出を決めた。

 イタリア人選手がウインブルドンの同種目で準決勝に進出したのは、1960年のニコラ・ピエトランジェリ(イタリア)と2021年に準優勝を飾ったマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に続き史上3人目となる。

 フラット気味に叩くストロークでほぼ終始ラリーの主導権を握った21歳のシナーは先にブレークを果たしながら2度サービスダウンを喫して第2セットを落としたが、続く2セットではレベルを引き上げほぼ危なげなく2時間14分で試合を終わらせた。

「僕にとって大きな意味がある。僕たちはこの瞬間のために多くの努力を積み、多くの犠牲を払ってきた。僕にとって素晴らしい瞬間だ。僕はとにかく自分のテニスをプレーしようとしており、どの試合にも独自のストーリーがある。準決勝に進出できて本当にうれしよ」とシナーは試合後にコメントした。

「厳しかった。第2セットで先にブレークしたのにメンタル的に落ちてしまった。そこは僕たちが改善しようと重点的に取り組んでいる部分なんだ。続く2セットでうまく奮起できたことにはとても満足している。彼は非常にタフな相手だ」

 25歳で世界ランク92位のサフィウリンは今大会までツアーレベルのグラスコート他界で1勝しかしていなかったが、今回の活躍でランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングでキャリアハイを大幅に上回る43位に浮上した。

 シナーは準決勝で、第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を4-6 6-1 6-4 6-3で破って勝ち上がった第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ふたりは昨年の大会では準々決勝で顔を合わせ、シナーは2セットアップと追い込みながらも7-5 6-2 3-6 2-6 2-6で逆転負けを喫していた。

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写真◎Getty Images

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