メドベージェフがユーバンクスの進撃をまたも食い止めベスト4に進出 [ウインブルドン]

写真はダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)を6-4 1-6 4-6 7-6(4) 6-1で倒してベスト4に進出した。試合時間は2時間58分。

 四大大会でメドベージェフが準々決勝を突破したのは、2度目の準優勝を飾った昨年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来でキャリア6度目となる。同ラウンドでの戦績は、6勝1敗となった。

 ウインブルドンに2年ぶり6度目の出場となる27歳のメドベージェフは、前回プレーした2021年の4回戦進出がこれまでの最高成績だった。昨年はロシアによるウクライナ侵攻を受けてウインブルドンとイギリスのローンテニス協会(LTA)がイギリスで開催されるグラスコート大会からロシアとベラルーシの選手を除外する決断を下したため、メドベージェフは参加できなかった。

 この結果でメドベージェフは、ユーバンクスとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は3月にマイアミ(ATP1000/ハードコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、メドベージェフが6-3 7-5で勝っていた。

 今大会でのメドベージェフは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のアーサー・フェリー(イギリス)を7-5 6-4 6-3で、2回戦でアドリアン・マナリノ(フランス)を6-3 6-3 7-6(5)で、3回戦でマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を4-6 6-3 6-4 6-4で破り、4回戦はイリ・ラフェチュカ(チェコ)が第2セット終了後に棄権したため8強入りを決めていた。

 メドベージェフは準決勝で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と第6シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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