3時間19分のバトルでチョリッチに競り勝ったバエスが2大会連続優勝に王手 [ウィンストンセーラム・オープン]

写真はセバスチャン・バエス(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ウィンストンセーラム・オープン」(ATP250/アメリカ・ノースカロライナ州ウィンストンセーラム/8月20~26日/賞金総額85万680ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で第6シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)が第1シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)に6-3 6-7(4) 7-6(2)で競り勝ち、ツアー3勝目を挙げた3週間前のキッツビューエル(ATP250/クレーコート)に続く2大会連続優勝に王手をかけた。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したバエスは混戦となった第2セットをタイブレークの末に落としたが、お互いに一度ずつブレークし合ってふたたび突入した第3セットのタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして3時間19分の死闘に終止符を打った。

 今週までツアーレベルのハードコート大会で連勝したことがなかったバエスは決勝で、第3シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)が左足首のケガで棄権したため前日に勝ち上がり決めていた第5シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)と対戦する。

 決勝で戦う両者は過去2度クレーコートでプレーして1勝1敗と星を分け合っているが、ATPツアーでは初対決となる。昨年は2月にデビスカップのファイナルズ予選(アルゼンチン・ブエノスアイレス)で顔を合わせ、バエスが7-6(4) 6-3で勝っている。

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写真◎Getty Images

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