シフィオンテクが女子ツアー最多の今季5勝目「とても誇りに思う」 [チャイナ・オープン]

写真は今季の女子ツアー最多となる5勝目を挙げたイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月30日~10月8日/賞金総額812万7389ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を6-2 6-2で下し、今季の女子ツアー最多となる5勝目を挙げた。

 22歳のシフィオンテクがツアー大会でタイトルを獲得したのは7月のワルシャワ以来で通算16回目で、2シーズン連続で5勝以上挙げたのは2014年と15年に達成したセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)以来となる。

 試合を通して一度もブレークポイントに直面しなかったシフィオンテクは2-2から4ゲームを連取して第1セットを先取し、第2セットでも相手のサービスゲームを2度破って1時間9分で快勝した。ウィナーの数は2本と少なかったが、シフィオンテクは一度もアンフォーストエラーを犯さず試合を終えた。

「私にとって間違いなく大きなことだから、勝ててうれしいわ。大会が始まった頃はこのタイトルを獲るなんて考えもしなかったの。自分自身をとても誇りに思う」とシフィオンテクは試合後にコメントした。

 敗れはしたがWTA1000大会でキャリア2度目の決勝進出を果たしたサムソノワは、トップ20に返り咲くことが確定した。

 これに先立ち行われたダブルス決勝では、マリー・ブーズコバ(チェコ)/サラ・ソリベス トルモ(スペイン)がチャン・ハオチン(台湾)/ジュリアーナ・オルモス(メキシコ)とのノーシード対決を3-6 6-0 [10-4]で制してコンビ2勝目を挙げた。


女子ダブルスで優勝を飾ったマリー・ブーズコバ(チェコ/右)とサラ・ソリベス トルモ(スペイン)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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