ジョコビッチが開催国の英雄シナーを下して大会史上最多となる7度目の栄冠に輝く「間違いなく人生最高のシーズンのひとつ」 [Nitto ATPファイナルズ]

写真は2年連続7度目の優勝を飾ったノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(ATPファイナルズ/イタリア・トリノ/11月12~19日/賞金総額1500万ドル/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのヤニク・シナー(イタリア)を6-3 6-3で下し、最多記録で並んでいたロジャー・フェデラー(スイス)を抜く7度目の優勝(2008年、12~15年、22~23年)を飾った。

 第4ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したジョコビッチは第2セットも2-0とリードし、3-2のときに15-40のピンチを凌いでキープする5-3からもう一度相手のサービスゲームを破って1時間43分で試合を締めくくった。

 ふたりはラウンドロビン(総当たり戦)第2戦で対戦し、シナーが過去3戦全敗だったジョコビッチに7-5 6-7(5) 7-6(2)で競り勝ち初勝利を挙げていた。

「相手が譲ってくれるのを待つのではなく、自分から勝ちにいかなくてはならなかった。それが僕のやっやことだ。今日はグループステージでヤニクと対戦したときとは違う戦術でプレーした。全体的に見て素晴らしい1週間だった」とジョコビッチは試合後にコメントした。

 グループステージで敗れた相手に決勝で勝ったのは、ジョコビッチにとってこれが初めてではなかった。彼は2015年大会でフェデラーを相手に同じことを成し遂げていた。

 グランドスラム3大会を制したシーズンを55勝6敗で終えたジョコビッチは、「間違いなく、人生で最高のシーズンのひとつだ。今週に素晴らしいテニスをしていた開催国のヒーローであるヤニクに勝って栄冠を掴むなんて驚異的なことだ」と1年を振り返った。

「カルロス・アルカラス(スペイン)とシナーに対するここ2日間のパフォーマンスには凄く満足している。彼らは恐らく自分やダニール・メドベージェフ(ロシア)と並ぶ世界最高の選手だからね。彼らが素晴らしいプレーをしていたから、僕はレベルを引き上げなければならなかった」

 この大会で1勝目を挙げた時点で2年ぶり8度目(2011~12年、14~15年、18年、20~21年、23年)の年末世界ナンバーワンを決めていたジョコビッチは、月曜日に世界ランク1位として前人未到の400週目を迎えることになる。

 ATPファイナルズはATPツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles