小田凱人が初優勝に王手、シングルス決勝は2年連続でヒュウェットとの対決に [オーストラリアン・オープン車いすの部]

写真は車いす男子シングルス準々決勝での小田凱人(東海理化)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の車いす男子シングルス準決勝で、第2シードの小田凱人(東海理化)が第4シードのゴードン・リード(イギリス)に7-6(4) 7-5で競り勝ち初優勝に王手をかけた。試合時間は1時間58分。

 グランドスラム8大会連続出場となる17歳の小田は、昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)とウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でタイトルを獲得。初参戦だった昨年の全豪では決勝に進出し、アルフィー・ヒュウェット(イギリス)に3-6 1-6で敗れはしたが準優勝を飾った。

 今大会での小田は1回戦で三木拓也(トヨタ自動車)との日本人対決を6-3 6-1で制し、準々決勝では53歳のステファン・ウッデ(フランス)を6-3 6-1で破って4強入りを決めていた。

 小田は決勝で、ヨアキム・ジェラード(ベルギー)を6-4 6-1で破って勝ち上がった第1シードのヒュウェットと対戦する。

 この日はダブルス準決勝も行われる予定だったが、雨天により延期となった。

 車いすテニスは昨年から規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会12日目|1月25日◎車いすの部男子

車いす男子シングルス準決勝

○1アルフィー・ヒュウェット(イギリス)[1] 6-4 6-1 ●6ヨアキム・ジェラード(ベルギー)

○16小田凱人(日本/東海理化)[2] 7-6(4) 7-5 ●12ゴードン・リード(イギリス)[4]

車いす男子ダブルス準決勝

1アルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(イギリス)[1] 延期 3荒井大輔/眞田卓(BNPパリバ/凸版印刷)

6三木拓也/小田凱人(トヨタ自動車/東海理化)延期 8ヨアキム・ジェラード/ステファン・ウッデ(ベルギー/フランス)[2]

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写真◎Getty Images

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