ポールが7連勝中だったドレイパーの進撃を食い止め準決勝へ「今日はバトルになるとわかっていた」 [ATPロンドン]

写真はトミー・ポール(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「シンチ選手権」(ATP500/イギリス・ロンドン/6月17~23日/賞金総額241万1390ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第5シードのトミー・ポール(アメリカ)がジャック・ドレイパー(イギリス)を6-3 5-7 6-4で振りきりベスト4進出を決めた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したポールは5-6からサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セット3-3から相手のサービスゲームを破って2時間1分で競り勝った。

 前週のシュツットガルトでツアー初タイトルを獲得した22歳のドレイパーは2回戦でタイトル防衛を目指していた第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)を7-6(3) 6-3で倒す番狂わせ演じていたが、連勝は「7」でストップした。

「いいテニスができたし、僕はグラスコートが好きなんだ。今日はバトルになるとわかっていた」とポールは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ジャックと対戦するのは決して簡単じゃない。彼はこのところ素晴らしいテニスをしていたから、この試合に勝つことができて本当にうれしいよ」

 ポールは次のラウンドで、予選勝者のリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)を6-7(4) 6-3 6-4で破って勝ち上がった同胞のセバスチャン・コルダ(アメリカ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)とジョーダン・トンプソン(オーストラリア)の顔合わせとなった。ムゼッティがワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したビリー・ハリス(イギリス)を6-3 7-5で振りきり、トンプソンは第4シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を6-4 6-3で退けた。

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写真◎Getty Images

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