2022年大会チャンピオンのルバキナが3回戦でウォズニアッキに圧勝、2022年&23年大会準優勝者ジャバーはスビトリーナにストレート負け [ウインブルドン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス3回戦で、第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界ナンバーワンのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を6-0 6-1で退けベスト16に進出した。

 立ち上がりから7ゲームを連取して相手を圧倒したルバキナは第2セット第3ゲームで直面した唯一のブレークポイントをサービスエースで凌ぎ、僅か1ゲームしか落とさず57分で圧勝した。

 同大会に4年連続5度目の出場となる25歳のルバキナは、2022年にタイトルを獲得。ディフェンディング・チャンピオンとして第3シードで臨んだ昨年は、前年決勝カードとなった準々決勝でオンス・ジャバー(チュニジア)に7-6(5) 4-6 1-6で逆転負けを喫していた。

 先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で8強入りしたあと前哨戦のベルリン(WTA500/グラスコート)でプレーしたルバキナは準々決勝を体調不良により第1セット途中で棄権し、グラスコートで2試合(1勝1敗)しかプレーできないまま今大会を迎えている。

 ルバキナは次のラウンドで、第15シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)との同胞対決を7-6(4) 6-2で制して勝ち上がった第17シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第11シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)が第20シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)を6-4 6-4で下し、第21シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が2022年&23年大会準優勝者で第10シードのジャバーを6-1 7-6(4)で振りきり、ワン・シンユー(中国)はハリエット・ダート(イギリス)に2-6 7-5 6-3で逆転勝利をおさめてそれぞれ16強入りを決めた。

 4回戦ではコリンズが第31シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)と、スビトリーナはワンと顔を合わせる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

大会6日目◎7月6日|主な試合結果

女子シングルス3回戦

○17ダニエル・コリンズ(アメリカ)[11] 6-4 6-4 ●24ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)[20]

○33エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[4] 6-0 6-1 ●37カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)[WC]

○56エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[21] 6-1 7-6(4) ●49オンス・ジャバー(チュニジア)[10]

○61ワン・シンユー(中国)2-6 7-5 6-3 ●59ハリエット・ダート(イギリス)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles