ルバキナが準々決勝でスビトリーナに快勝「1試合1試合に取り組むだけ」 [ウインブルドン]

写真は2年ぶりのベスト4進出を決めたエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が第21シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-3 6-2で下して2年ぶりのベスト4進出を決めた。

 オープニングゲームでサービスダウンを喫した直後に追いついたルバキナは4-3から2度目のブレークに成功して第1セットを先取し、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間1分で快勝した。

「自分のプレーにとても満足している。エリナとの対戦は常に厳しい。彼女は素晴らしいファイターだから、スコアがどうであれ簡単ではない」とルバキナは試合後にコメントした。

「最初のショットから本当にアグレッシブに攻め続けることがカギだったと思う。リターンは間違いなくよくなったと感じている。今日は確率があまりよくなかったけど、重要な場面でサービスに助けられている」

 1回戦が終了した時点でウインブルドンで優勝経験のある唯一の女子選手となったルバキナは同大会の本戦で19勝2敗の戦績を残しており、オープン化以降で12勝1敗のアン・ジョーンズ(イギリス)と74勝7敗のシュテフィ・グラフ(ドイツ)に次ぐ3位の勝率を誇っている。

 2度目のウインブルドン制覇について聞かれたルバキナは、「もちろん達成したいことだし、もう一度成し遂げたいと思っている」と答えた。

「近づいてはいるけど、まだ2試合残っていて相手は強敵ばかりよ。いつも言っているように、とにかく1試合1試合に取り組むだけだわ。それでうまくいっているから、この間変え方を続けていこうとしているの」

 2022年大会チャンピオンのルバキナは次のラウンドで、第13シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-4 7-6(4)で破って勝ち上がった第31シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)と対戦する。両者は過去2戦していずれもクレイチコバがフルセットで勝っているが、グラスコートでは初対決となる。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles