チチパスから初勝利を挙げたベレッティーニが今季2勝目に王手「サービスに多くの注意とエネルギーを注ぎ込んだ」 [スイス・オープン]

写真はロレックス・モンテカルロ・マスターズでのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「EFGスイス・オープン・グスタード」(ATP250/スイス・ベルン州グスタード/7月15~21日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、第6シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)に7-6(6) 7-5で競り勝ち今季2勝目に王手をかけた。

 79%入ったファーストサーブから4ポイントしか落とさなかったベレッティーニはすべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に先取し、第2セット6-5から初のブレークに成功して1時間42分で試合を締めくくった。

 ふたりはこれがツアーレベルで4度目の対決だったが、チチパスは初黒星を喫した。

「本当に集中しなければならないことはわかっていた。最後までブレークできなかったからね。試合が変わってしまう可能性があるから、サービスに多くの注意とエネルギーを注ぎ込んだ。ステファノスは素晴らしい選手で、プレーに変化をつける方法を知っている。タイブレークは接戦だったけど、昨日と同じように重要な瞬間に少しだけいいプレーができたと思う」とベレッティーニは試合後のオンコートインタビューで語った。

「いいサービスを打ち続け、リターンゲームで何かが起こると信じていた。そして最後にそれが起こったんだ」

 2018年大会チャンピオンのベレッティーニは今季3度目のツアー決勝で、第5シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-3 7-6(2)で破って勝ち上がった予選勝者のカンタン・アリス(フランス)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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