アメリカの旗手を務めたガウフが初のオリンピックで好スタート「3種目全部で勝ちたい」 [2024パリ五輪テニス競技]

写真は初のオリンピックで好スタートを切ったココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 世界的なスポーツの祭典「2024パリ五輪テニス競技」(フランス・パリ/7月27日~8月4日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第2シードのココ・ガウフ(アメリカ)がアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-3 6-0で下して好スタートを切った。

 開会式でバスケットボール選手のレブロン・ジェームズ(アメリカ)とともにアメリカ代表チームの旗手を務めたガウフはワンブレーク差で第1セットを先取し、第2セットでは1ゲームも落とさず57分で快勝した。

 2021年東京大会に直前のコロナ感染で出場できなかったガウフはジェシカ・ペグラ(アメリカ)とのペアで第1シードで出場しているダブルスの初戦を前日に戦い、エレン・ペレス/ダリア・サビル(オーストラリア)を6-3 6-1で倒していた。

「正直に言うと、(前日の)ダブルスのほうがシングルスよりも緊張した。どうしてかわからないけど、最初の試合だったからだと思う」とガウフは試合後にコメントした。

「でもこのような勝利で大会をスタートすることができれば凄く自信になるわ」

 ガウフは次のラウンドで、タチアナ・マリア(ドイツ)を6-0 6-0で破って勝ち上がったマリア ルルデス・カルレ(アルゼンチン)と対戦する。

 初めてのオリンピックでメダル獲得に燃えているガウフはテイラー・フリッツ(アメリカ)と組んでミックスダブルスにもエントリーしており、全種目でプレーする予定になっている。

「選手村で『優勝まで何試合勝つ必要があるの?』と聞かれるけど、私は『よくわからない。私は3種目に出場しているけど、全部勝ちたいの』と答えているわ」とガウフは明かした。

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写真◎Getty Images

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