アルカラスが快勝でベスト8に進出「こういう試合ができたら自信がつく」 [ATPロッテルダム]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ABN AMROオープン」(ATP500/オランダ・南ホランド州ロッテルダム/2月3~9日/賞金総額256万3150ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が予選勝者のアンドレア・ババッソーリ(イタリア)を6-2 6-1で退け8強入りを決めた。

 7回あった自分のサービスゲームで7ポイントしか落とさなかったアルカラスは第1セット第4ゲームで直面した唯一のピンチを凌いでキープし、合計5度ブレークに成功して1時間3分で快勝した。

「今日は(フルセットで勝った前の試合よりも)ずっとよかった。コートを出たあとはいつもどうしたらもっとうまくなれるか考えている。1回戦のあともそうだった。今日はあの試合での改善点に集中しようと心掛けていた」とアルカラスは試合を振り返った。

「ミスをし過ぎず、試合中のアップダウンを減らそうとした。もし先にブレークしたら同じ強度で戦い続けるだけだ。それが今日の試合で試したことで、かなりうまくいったと思う。こういう試合ができたら自信がつくよ」

 アルカラスは次のラウンドで、第5シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)を6-4 6-1で破って勝ち上がった同胞のペドロ・マルチネス(スペイン)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 第7シードのアルトゥール・フィス(フランス)はアルトマイヤーに4-6 6-3 5-7で競り負け、2回戦でシードダウンを喫した。

 準々決勝ではデミノーがアルトマイヤーと、ルブレフが第8シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)と、チチパスは予選勝者のマッティア・ベルッチ(イタリア)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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