トップシードのセルンドロが準決勝へ、親友エチェベリに2年前の雪辱「本当に厳しい試合だった」 [チリ・オープン]

写真はIEB+アルゼンチン・オープンでのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モビスター・チリ・オープン」(ATP250/チリ・サンティアゴ/2月24日~3月2日/賞金総額71万735ドル/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)が同胞で第5シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)に4-6 6-3 7-5で逆転勝利をおさめた。

 ワンブレーク差でセットを分け合ったあと第3セットはサービスキープで進んだが、セルンドロが5-5から相手のサービスゲームを破って2時間54分で競り勝った。

 よき友人同士でもあるふたりは2023年大会の2回戦で顔を合わせており、エチェベリが6-3 3-6 6-3で勝っていた。ツアーレベルでプレーしたのは3度目だったが、エチェベリは初黒星を喫した。

「本当に厳しい試合だった。トミー(エチェベリ)は信じられないようなファイターであり、素晴らしい友人だ。彼はツアーでの親友のひとりなんだ。彼と対戦するのは本当に難しい」とセルンドロは試合後のオンコートインタビューで語った。

「今日は2人とも凄く緊張していたと思う。お互いにいいプレーをしていたけど、少し硬さがあった。いい試合ができたと思うし、非常に接戦だった」

 セルンドロは次のラウンドで、ハイメ・ファリア(ポルトガル)を7-6(5) 4-6 6-4で破って勝ち上がったラスロ・ジェレ(セルビア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、セバスチャン・バエス(アルゼンチン)とカミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)の同国対決となった。ディフェンディング・チャンピオンで第3シードのバエスがダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)を6-4 6-4で下し、ウーゴ カラベリは同胞のフェデリコ・コリア(アルゼンチン)を6-4 6-3で退けた。

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写真◎Getty Images

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