38歳モンフィスが今季のクレーコート公式戦初戦で逆転勝利「第1セットを落としても慌てなかった」 [モンテカルロ・マスターズ]

写真はガエル・モンフィス(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月6~13日/賞金総額683万2435ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、38歳のガエル・モンフィス(フランス)が予選勝者のファビアン・マロジャン(ハンガリー)に4-6 6-1 6-1で逆転勝利をおさめた。

 マロジャンは4-4から唯一のブレークに成功して第1セットを先取したが、モンフィスが続く2セットで僅か2ゲームしか落とさず1時間42分で勝利を決めた。

「第1セットを落としたけど、調子は悪くなかった。特定のショットや戦術の選択にも自信を感じていたんだ。(第2セットで)2度ブレークしてからは完全に主導権を握ることができたと感じている」とモンフィスは試合を振り返った。

「クレーコートではしばらくできていなかったんだけど、いい動きができた。両サイドからしっかり打つことができたし、サービスもよかった。第1セットを落としても慌てなかったしね。意外にも、この試合では調子がよかったよ」

 今季のクレーコート公式戦初戦を勝利で飾ったモンフィスは次のラウンドで、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。上位8シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 この日プレーしたシード勢は第9シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と第13シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)が2回戦に駒を進めたが、第11シードのベン・シェルトン(アメリカ)と第16シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は敗れた。

 アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が1セットダウンから巻き返してシェルトンを6-7(2) 6-2 6-1で退け、予選勝者のダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)はオジェ アリアシムを7-6(5) 6-3で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

 そのほかの試合ではフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)、イリ・ラフェチュカ(チェコ)、アレハンドロ・タビロ(チリ)、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、アレクサンドル・ミュレー(フランス)、マルコス・ギロン(アメリカ)が初戦を突破した。

 本戦は日曜日から始まっており、前日のシングルスではジョーダン・トンプソン(オーストラリア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したリシャール・ガスケ(フランス)とヴァランタン・バシュロ(モナコ)が勝者となっていた。

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写真◎Getty Images

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