18歳アンドレエワが初めてトップ10プレーヤーとして臨んだグランドスラム大会の初戦でストレート勝利 [フレンチ・オープン]

写真はミルラ・アンドレエワ(ロシア)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第6シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)がクリスティーナ・ブクサ(スペイン)を6-4 6-3で下して大会をスタートした。試合時間は1時間22分。

 同大会に3年連続出場となる18歳のアンドレエワは、昨年の大会でグランドスラム自己最高のベスト4をマーク。ノーシードから勝ち上がったアンドレエワは過去3戦全敗だったアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)から初勝利を挙げたあと、準決勝でジャスミン・パオリーニ(イタリア)に3-6 1-6で敗れていた。

 今シーズンのアンドレエワはWTA1000大会のドバイとインディアンウェルズ(ともにハードコート)でタイトルを獲得するなどしてトップ10デビューを果たし、世界ランク自己最高6位で今大会を迎えている。

 アンドレエワは次のラウンドで、スーザン・ラメンズ(オランダ)を6-3 6-4で破って勝ち上がったアシュリン・クルーガー(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では2022年大会準優勝者で第2シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第31シードのソフィア・ケニン(アメリカ)、ヘイリー・バティスト(アメリカ)、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、2023年ウインブルドン女王のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)、予選勝者のテレサ・バレントバ(チェコ)と日比野菜緒(ブラス)が2回戦に駒を進めた。

 第23シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)がバティストに6-4 3-6 1-6で逆転負けを喫したため、日本の日比野は次戦でバティストと対決することになった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

大会3日目◎5月27日|主な試合結果

女子シングルス1回戦

○65ミルラ・アンドレエワ(ロシア)[6] 6-4 6-3 ●66クリスティーナ・ブクサ(スペイン)

○68アシュリン・クルーガー(アメリカ)6-3 6-4 ●67スーザン・ラメンズ(オランダ)

○86アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)6-1 6-2 ●85エリナ・アバネシアン(アルメニア)

○92マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)6-4 6-4 ●91オクサーナ・セレクメテワ(ロシア)[Q]

○102ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)6-0 6-0 ●101ヤニナ・ウイックマイヤー(ベルギー)

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○104ソフィア・ケニン(アメリカ)[31] 6-3 6-1 ●103バルバラ・グラチェワ(フランス)

○106ヘイリー・バティスト(アメリカ)4-6 6-3 6-1 ●105ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)[23]

107日比野菜緒(日本/ブラス)[Q] 6-1 7-5 ●108内島萌夏(日本/安藤証券)

○126テレサ・バレントバ(チェコ)[Q] 4-6 6-3 7-5 ●125クロエ・パケ(フランス)[WC]

○128ココ・ガウフ(アメリカ)[2] 6-2 6-2 ●127オリビア・ガデツキ(オーストラリア)

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写真◎Getty Images

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