ヒュウェット/リードの3連覇を阻止したデ ラ プエンテ/スパールガレンがグランドスラム参戦3大会目で初優勝 [ウインブルドン車いすの部]

写真は車いす男子ダブルスでグランドスラム初優勝を飾ったマルティン・デ ラ プエンテ(スペイン/右)とルーベン・スパールガレン(オランダ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の車いす男子ダブルス決勝で、第2シードのマルティン・デ ラ プエンテ(スペイン)/ルーベン・スパールガレン(オランダ)が第1シードのアルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(ともにイギリス)に7-6(1) 7-5で競り勝ち栄冠に輝いた。試合時間は2時間31分。

 今季12回目のダブルス出場となるデ ラ プエンテ/スパールガレンがタイトルを獲得したのは、5月のバルセロナ(ITF1シリーズ/クレーコート)以来で通算6度目となる。ふたりがグランドスラム大会でペアを組んだのは1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)が初めてで、過去2大会の戦績は1勝2敗だった。

 今大会でのデ ラ プエンテ/スパールガレンは1回戦でアレハンデル・カタルド(チリ)/ステファン・ウッデ(フランス)を6-2 4-6 6-2で、準決勝ではジー・ジェンシュー(中国)/セルゲイ・リソフ(イスラエル)を6-2 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 ヒュウェット/リードは3年連続7度目の地元優勝を目指していたが、昨年の全豪から続いていたグランドスラム大会での連勝は「17」でストップした。

 車いすテニスは昨年から規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。

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写真◎Getty Images

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