オジェ アリアシムが厳しい時期を経て4年ぶりにUSオープン準決勝の舞台へ「最大のチャレンジが待っている」

写真は2021年大会以来となるキャリア2度目のグランドスラム4強入りを決めたフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第25シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が第8シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を4-6 7-6(7) 7-5 7-6(4)で倒し、2021年大会以来となるキャリア2度目の四大大会ベスト4進出を果たした。

 3-3からサービスダウンを喫して第1セットを落としたオジェ アリアシムは2-3からブレークバックに成功するとタイブレークの末に第2セットを取り返し、接戦の末に続く2セットを連取して4時間10分で勝利をもぎ取った。

 今シーズンのオジェ アリアシムは1月のアデレードと2月のモンペリエでタイトルを獲得し、29勝18敗(ツアーレベル)の戦績で今大会を迎えている。

「試合中は緊張しっぱなしだった。いつも美しいテニスができる訳じゃないけど、グランドスラム大会での試合というのはそういうものだ。最高の調子じゃない日もあるけど、今ここに立っていられるように全力を出しきるつもりだった」とオジェ アリアシムは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ここ数年は厳しい時期だったけど、準決勝に戻ってくることができて最高の気分だ。ここまで素晴らしい大会だったけど、まだ終わってはいない。最大のチャレンジが待っているけど、僕はそのために生きているんだ」

 オジェ アリアシムは次のラウンドで、第10シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)との同胞対決を6-1 6-4 6-2で制して勝ち上がったディフェンディング・チャンピオンで第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles