広州優勝者でトップシードのアン・リーが初戦で敗れる番狂わせ、ケガから復帰のバイ・ジュオシャンがトップ50プレーヤーから初勝利 [江西オープン]

写真はDongfeng Voyah武漢オープンでのアン・リー(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「江西オープン」(WTA250/中国・江西省九江/10月27日~11月2日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、22歳のバイ・ジュオシャン(中国)が第1シードのアン・リー(アメリカ)を6-3 6-1で倒す番狂わせを演じた。

 世界ランク自己最高の33位で今大会を迎えたリーは1ゲームしかサービスキープできずに第1セットを落とし、第2セット1-1から最後の5ゲームを連取したバイが1時間8分でトップ50の選手に対する初勝利を挙げた。

 今季に中国で開催された4大会でプレーした25歳のリーは前週の広州(WTA250/ハードコート)でタイトルを獲得したが、連勝は「5」でストップした。

 昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を最後に腰と足首ケガで戦線を離脱していたバイは現在ランキングを失っており、今月から本格的に復帰を果たしたばかりだった。

 元世界83位のバイは次のラウンドで、前日にアリナ・コルネエワ(ロシア)を3-6 6-2 7-6(6)で破って勝ち上がった予選勝者のグオ・ハンユー(中国)と対戦する。

 そのほかの試合ではディフェンディング・チャンピオンで第2シードのビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)、第3シードのアリシア・パークス(アメリカ)、エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)、アンナ・ブリンコワ(ロシア)、カーヤ・ユバン(スロベニア)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のエレナ・プリダンキナ(ロシア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した全仏ジュニア優勝者で17歳のリリー・タガー(オーストリア)が2回戦に駒を進めた。

 第7シードのカミラ・オソリオ(コロンビア)はコッチャレットに2-6 0-3とリードされた時点で体調不良を理由に棄権し、初戦で姿を消した。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles