エムボコとペアを組んでダブルスに参戦の44歳セレナが2022年9月以来の公式戦で勝利「1日1日を大切にするだけ」 [WTAロンドン]

写真はビクトリア・エムボコ(右)/セレナ・ウイリアムズ(カナダ/アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「HSBC選手権」(WTA500/イギリス・ロンドン/6月8~14日/賞金総額191万5000ドル/グラスコート)の女子ダブルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したビクトリア・エムボコ(カナダ)/セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が第3シードのニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)を7-6(2) 6-2で倒して同ペアでのデビュー戦を勝利で飾った。

 4-2からブレークバックを許したエムボコ/ウイリアムズはタイブレークの末に第1セットを先取し、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間30分で勝利を決めた。

 シングルスで世界ランク1位の座を319週間維持した44歳のセレナは18シーズンに渡るキャリアの中でグランドスラム大会での23勝を含むツアー73勝を挙げたが、公式戦でプレーしたのはアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)に5-7 7-6(4) 1-6で敗れた2022年9月のUSオープン3回戦以来だった。

「ビクトリアとプレーできて本当に楽しかった。彼女はチームを支え、重要なポイントでいいプレーをしてくれた。頼り甲斐があった」とセレナは試合後のオンコートインタビューで語り、どうして戻ってきたのかと聞かれて「ほかにすることがなかったし、家にいるのが飽きたの」と答えた。

「子供たちも夏休みだし、いい機会だと思ったのよ」

 試合後に英国放送協会(BBC)のスポーツ番組製作部門であるBBCスポーツの取材を受けたセレナはウインブルドンのダブルス出場やシングルスでの復帰について聞かれ「1日1日を大切にするだけ」と話し、明言を避けた。

「決断するための時間はまだ少しあるし、大会主催者も私に猶予を与えてくれているから本当に感謝しているわ」

 シードダウンを演じたエムボコ/ウイリアムズは次のラウンドで、アレクサンドラ・パノワ(ロシア)/デミ・シヒュース(オランダ)を6-2 2-6 [11-9]で破って勝ち上がったレイラ・フェルナンデス(カナダ)/ラウラ・シグムンド(ドイツ)と対戦する予定になっている。

 この日プレーしたシングルスのシード勢は第6シードのイバ・ヨビッチ(アメリカ)と第7シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)が初戦を突破したが、第8シードのフェルナンデスはワイルドカードで出場したケイティ・ブルター(イギリス)に6-3 6-7(4) 5-7で逆転負けを喫した。

 そのほかの試合ではマリー・ブーズコバ(チェコ)、アレクサンドラ・イアラ(フィリピン)、エマ・ラドゥカヌ(イギリス)、38歳のシグムンド、予選を勝ち上がってきたディフェンディング・チャンピオンのタチアナ・マリア(ドイツ)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のドナ・ベキッチ(クロアチア)が2回戦に駒を進めた。

 本戦は月曜日から始まっており、前日のシングルス1回戦ではジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)&元世界ナンバーワンのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)&ワイルドカードを受け取ったハリエット・ダート(イギリス)が勝利をおさめていた。

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写真◎Getty Images

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