無観客開催のUSオープン、コロナ対策による変更事項の全容とは?
男女のプロテニスツアーは8月から公式戦を再開するため、水曜日に「暫定」カレンダーと呼ばれるものを発行した。新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、プロテニスの競技は3月途中から中断されていた。
最初の大会についてWTA(女子テニス協会)は、8月3日からの週にイタリアで開催されるパレルモ女子オープン(WTAインターナショナル/クレーコート)になると明かした。
一方のATP(男子プロテニス協会)は、8月14日から始まるアメリカ・ワシントンDCでのシティ・オープン(ATP500/ハードコート)から再開することを決めた。シティ・オープンは例年通り、女子大会(WTAインターナショナル)も行われる。
ワシントンDCの翌週には前述のとおり、男女共催のウェスタン&サザン・オープン(ATP1000、WTAプレミア5/ハードコート)がニューヨークに会場を移して行なわれる。2020年のスケジュールから抜け落ちるのは、カナダのロジャーズ・カップ(ATP1000、WTAプレミア5/ハードコート)だ。
ニューヨークでのハードコートの“ダブルヘッダー(2大会連続開催)”のあと、ツアーは9月27日から本戦が始まるフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の前に、マドリッドからローマへと続くヨーロッパのクレーコート大会に移っていく。WTAは今後の大会について、すべて無観客で開催することを想定していると説明した。
パンデミックを理由にフレンチ・オープンは本来の5月から9月に日程を移したが、今度はさらに1週間延期されることになった。
フランステニス連盟(FFT)は今年3つ目となるグランドスラム大会の本戦を、9月27日から10月11までロラン・ギャロスで開催することを決定した。これにより無観客での開催が決まったUSオープンの終了から、2週間の間隔が空くことになった。
フレンチ・オープンは当初、開始日を5月24日から9月20日に変更していた。新たに決められた日程によると、予選は9月21日に始まり25日に終了する。
FFTはフランス政府と協力し、「大会に関わるすべての人々の健康と安全を確保するため、適切な対策を講じる」と話し、「すべてのオプションが検討され、変更される可能性がある」と付け加えた。(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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