10の戦術的ミスとそれを避ける方法_vol.02_トッププレーヤーたちの失敗に学ぶ

戦術的ミス|5|
対戦相手のパワーを吸収しないこと
相手のパワーに負けじと
さらにパワーショットを
打ち返して「ミス」をする過ち
フォルスタッフ(シェイクスピアの喜劇「ウィンザーの陽気な女房たち」の登場人物)は「慎重さが勇気の大部分」と言った。プライドからか、あるいは無知からか、プレーヤーは頻繁に、対戦相手のもっともパワフルなショットに対して、負けずに強く打ち返そうとすることが多く、その結果、突飛なミスをおかす。これらの選手たちは、ほかのすべてのことが同じだったとしても、対戦相手のパワーが自分のパワーに加わることになる、ということを認識できていないのだ。大きく増した総合パワーは、得てしてコントロールが難しいものなのである。
相手のパワーを吸収して
うまく利用する
女性プレーヤーたち
対戦相手のパワーを部分的に吸収するようにすることにより、あなたは相手のスピードあるショットを柔らげて無害にすると同時に、自分の返球をコントロールすることができる。アグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が、強烈な深いストロークにどのように対処しているかを見てみるといい。彼女たちは素早く適切なヒッティング・ポジションに入り、安定性を増すため、かなり膝を曲げて体勢を低くしている。振り遅れを防ぐためにバックスイングを短くし、打ち損ねを防ぐためにしっかりとグリップを握り、もっとも重要なことに、通常やっているようなスイングをスピーディに加速させる代わりに、ラケットヘッドスピードを減速させている。

アグネツカ・ラドバンスカ

アンジェリック・ケルバー

カロライン・ウォズニアッキ/ラドバンスカ(写真上)、ケルバー(写真中)、ウォズニアッキ(写真下)ともに低い姿勢をつくり、相手のパワーを吸収して返球している。ラケットヘッドを加速するのではなく、減速させているのが特徴的
「慎重さが勇気の大部分」──フォルスタッフ (シェイクスピアの喜劇の登場人物)
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