30代からのシニア強化プログラム(2)担当は丸山淳一コーチ「厚い当たりのフォアハンド」

胸をひねってテークバックすると
大きな力がつくれ、
スイングを加速することができる

体の回転と、ラケットを振る方向を合わせると、もっとも効率的で大きなエネルギーを生み出すことができます。そこで身体の回転を体感してもらいましょう。どれくらい胸をひねるのかというとーーネットの近くに立って、フォアハンドのスタンスをとります。両手でネットをつかみ、顔は打球したい方向を向いてください。とても深く体がひねられるのが感じられます(写真上)。このひねりを地面からの反力をもらって戻します(写真下)。すると大きな力がつくれ、スイングが加速します。

白帯をつかんで(これがテークバック)顔は前、胸はうしろ

ネットをつかんだのと同じように身体のひねり戻し。地面から反力をもらうと身体の加速が感じられる

スイングスピードが上がったところでボールをとらえる

スイングが加速した先にインパクトがある。それは前足よりも前。加速した先のインパクトは、余計な力を出す必要がなく、むしろ力はいらないくらいだ

丸山MEMO
 脳の塗り替え、書き換えには3000回のリピートが必要だと言われています。一日30回のリピートで100日、だいたい3ヵ月強で書き換えられます。ただ、その間に試合があったりすると、どうしても以前の打ち方に戻ってしまいますので、気をつけましょう。

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