プレーヤーはコーチは、コートで何を見て何を探ればよいのか?_クリス・ケイチェル第1弾

バックハンドスライス7つのターゲット技術習得から応用へ

 それでは、バックハンドスライスの技術習得から始めて、応用へと進めていきます。

アンダースピン(逆回転)

トップスピン(順回転)

ステップ1|スライス回転

 トップスピンに対して、スライスはアンダースピンです。

ステップ2|ボレーでスライス

 ボレーを打ちましょう。上向きの面でアンダースピンの感覚を磨きます。

ステップ3|フォアとバックを交互に

 ボレーボレーをします。フォアもバックも上向きの面でアンダースピンの感覚を磨きます。

ステップ4|フリスビーを投げる

 フリスビーを投げる動作とバックハンドスライスは似ています。肩をしっかり入れて、体重移動を使いながら投げてください。

ステップ5|サイドラインを使って体重移動

 ターゲットをアレーにして、ラインに沿うように後ろから前へ体重移動しながら打ちます。打ち終わったあとは、早く移動しようと背中を向けたりせず、前を向いたままリカバリーします。

ステップ6|深さ(長さ)の調整

 肩をしっかり入れた同じフォームから「2深いダウン・ザ・ライン」と「1短いダウン・ザ・ライン」を打ち分けましょう。ひとつのフォームで2通り打ち出します。

ステップ7|トップスピンとスライスを交ぜる

 難易度を上げていきます。バックハンドのトップスピンとスライスを交互に打ちます。グリップも動作も大きく変えなければいけません。スライスは肩をしっかり入れて、後ろから前への体重移動を使います。さらに選手のレベルに応じて、球出しの難易度を変えてください。

ステップ8|フォアハンドとバックハンドスライス

 さらに難易度を上げます。フォアハンドとバックハンドスライスを交互に打ちます。

ステップ9|球出しの難易度を上げる

 球出しをきつくして打っていきます。

ステップ10|コーチがターゲットを指示する

 コーチは様々なボールを球出ししながら、プレーヤーが狙うべきターゲット(1~7)を声に出して指示します。プレーヤーは指示されたターゲットに打っていき、打ったあとは必ずリカバリーをします。狙うべきターゲットとその後のリカバリー・ポジションを習得していきます。

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