蝶間林利男_「シニアプレーヤーのカラダとこころの強化を考える」

テニスは世界でもっとも愛好されているスポーツといっても過言ではありません。現在、日本で行われているスポーツ種目は、サッカーや野球、バレーボール、水泳、ジョギング、柔道など多岐にわたっていますが、幼児期から高齢期に至るまで手軽に楽しく、上達をそそられる刺激的なスポーツはテニスにおいて他にありません。【テニスマガジン2019年5月号掲載】

文・蝶間林利男 イラスト◎サキ大地

世界を目指すニッポンのシニアプレーヤーたちへの指針

 テニスは世界でもっとも愛好されているスポーツといっても過言ではありません。現在、日本で行われているスポーツ種目は、サッカーや野球、バレーボール、水泳、ジョギング、柔道など多岐にわたっていますが、幼児期から高齢期に至るまで手軽に楽しく、上達をそそられる刺激的なスポーツはテニスにおいて他にありません。

 テニスは300g程のラケットを自在に操作して、ボールに自分の意思を伝えながら相手の攻撃に耐え、自分のベストを発揮しながら勝利を目指すスポーツです。

 そして、刻々と変わる状況の変化に対して適切な意思決定を行い、自分を信じて、奮い立たせてプレーすることが楽しいですね。

 より良いプレーを目指すには病気やケガをしないこと、自分のプレーをより高めるような努力をして、ショットの安定感、スピードアップ、身体バランス、メンタルタフネスなどの向上を図ることが大切です。

 また、相手の過去の名声に負けないことや、不利な判定にも動じないでベストなプレーを続けていく集中力と、確固たる技術の発揮、勝利を目指す気概が、ニッポンのシニアプレーヤーが世界を目指す指針となるでしょう。

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