ジョコビッチが雨にイラつくも3時間の中断を経てフリッツとの初戦をクリア [イタリア国際]

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「BNLイタリア国際」(ATP1000/イタリア・ローマ/5月9~16日/賞金総額256万3710ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がテイラー・フリッツ(アメリカ)を6-3 7-6(5)で振りきりベスト16に進出した。上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、ジョコビッチはこの試合が初戦だった。

 第2セットで雨が激しくなってコンディションが悪化する中、ディフェンディング・チャンピオンのジョコビッチは不満を募らせ「これ以上プレーを続けさせたいのか?僕はあなたに3回聞いたけど、あなたは何もチェックしないじゃないか」と主審に向かって叫んだ。

 第1セットを先取したジョコビッチは第2セットでもブレークしていたが、5-4からのサービスゲームで試合を終わらせることができなかった。ブレークバックされたジョコビッチは主審に向かって叫び、そのあと試合は約3時間中断された。再開後はお互いにキープし合ってタイブレークに突入し、ジョコビッチが最初のマッチポイントものにして試合を締めくくった。

「最終的には明らかにストレスを感じたけど、試合を止めようとする訴えは正しかったと思う。戻ってきたとき、僕たちは最後のポイントまでかなり平等だったと感じたよ」とジョコビッチはコメントした。

「この試合をストレートで終えることができてよかったよ。自分がもっといいプレーができることは分かっている」

 ジョコビッチは次のラウンドで、ともに予選から勝ち上がってきたアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)とキャメロン・ノリー(イギリス)の勝者と対戦する。ダビドビッチ フォキナが第16シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を6-4 7-6(2)で倒す番狂わせを演じ、ノリーは予選勝者のロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を6-4 6-4で破った。

 この日は雨が降ったため、第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)とアスラン・カラツェフ(ロシア)の2回戦などが火曜日に延期となった。

 2回戦が行われたのはジョコビッチの試合以外に2試合あり、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)とライリー・オペルカ(アメリカ)が16強入りを決めた。第8シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)がオジェ アリアシムに1-6 3-6で敗れ、オペルカはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を6-4 6-4で退けた。

 また日本の錦織圭(日清食品)は対戦予定だった第11シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が腰のケガを理由に棄権したため、不戦勝で2回戦を勝ち上がった。

 より早い時間帯の試合では第9シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)がマドリッド決勝で敗れた48時間後にニコラス・バシラシビリ(ジョージア)を4-6 6-2 6-4で下し、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)は第14シードのガエル・モンフィス(フランス)6-4 5-7 6-4で競り勝って26歳の誕生日を祝い、それぞれ2回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合では第10シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、第13シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)、ジョン・ミルマン(オーストラリア)が初戦を突破した。

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる規制の一環として大会の序盤はファンが会場のフォロ・イタリコに入場できないことになっているが、3回戦からはメインアリーナに最大25%の観客を受け入れる予定になっている。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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