第3セットで底力を発揮したセレナが2時間3分の2回戦を制す [フレンチ・オープン]

写真はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第7シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)を6-3 5-7 6-1で振りきりベスト32に進出した。試合時間は2時間3分。

 ロラン・ギャロスに4年連続19回目の出場となる39歳のセレナは、過去3度(2002年、13年、15年)の優勝経験がある。昨年は初戦を勝ち上がったあと、左アキレス腱のケガを理由に2回戦を棄権していた。

 2月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の準決勝で大坂なおみ(日清食品)に敗れたあとプレーしていなかったセレナは今月のローマ(WTA1000)でクレーコートシーズンを開始し、2大会で1勝しか挙げることができずに今大会を迎えている。

 セレナは次のラウンドで、予選勝者のアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)を6-0 6-2で破って勝ち上がったダニエル・コリンズ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第15シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、第21シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)、第23シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第31シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、第33シードのパウラ・バドーサ(スペイン)が3回戦に駒を進めた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

女子シングルス2回戦|主な試合結果

○65セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)[7] 6-3 5-7 6-1 ●68ミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)

○69ダニエル・コリンズ(アメリカ)6-0 6-2 ●71アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)[Q]

○73エレナ・リバキナ(カザフスタン)[21] 6-3 6-1 ●75日比野菜緒(日本/ブラス)

○81ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)[15] 7-5 6-4 ●83クララ・タウソン(デンマーク)

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○88マディソン・キーズ(アメリカ)[23] 6-1 7-5 ●85レイラ・フェルナンデス(カナダ)

○89アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)[31] 6-2 6-3 ●92アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)

○96アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[3] 7-5 6-3 ●94アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)

○121パウラ・バドーサ(スペイン)[33] 6-2 6-0 ●124ダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)

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写真◎Getty Images

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