23歳の年の差ペア「ビーナス&ココ」のダブルスは初戦敗退 [フレンチ・オープン]

写真はビーナス・ウイリアムズ(アメリカ/右)とコリ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の大会4日目は、ボトムハーフ(ドローの下半分)の男女シングルス2回戦各16試合などが行われた。

 妹とダブルスをプレーするというのはひとつだが、自分より23歳年下の誰かとペアを組むというのはまた別の話だ。ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に聞いてみるといい。

 今大会で17歳のコリ・ガウフ(アメリカ)とコンビを結成したビーナスは、女子ダブルス1回戦で第13シードのエレン・ペレス(オーストラリア)/ジェン・サイサイ(中国)に7-6(5) 4-6 3-6で敗れた。

 ビーナスが妹のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)以外とグランドスラム大会でダブルスをプレーしたのは、これが初めてだった。彼女とセレナの姉妹は、四大大会の女子ダブルスで14のタイトルを獲得している。

 キャサリン・マクナリー(アメリカ)との自称“マクココ(McCoco)”ペアで3度ツアー優勝を飾っているガウフは、前週のパルマで単複2冠の快挙を達成して世界ランクを自己最高の25位まで上げていた。彼女は1998年のセレナ以来、トップ25にデビューした最年少のアメリカ人女子プレーヤーとなった。

 また女子ダブルスではシングルスのディフェンディング・チャンピオンであるイガ・シフィオンテク(ポーランド)がベサニー・マテック サンズ(アメリカ)と組んで第14シードとして出場し、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したオバーヌ・ドロゲ/セレーナ・ヤニチェビッチ(ともにフランス)を6-0 6-1で退けた。(APライター◎サミュエル・ペトレキン&アンドリュー・ダンプ/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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