錦織がベランキスに対するフルセット勝利で2年ぶりのグラスコートシーズンをスタート [ノベンティ・オープン]
ATPツアー公式戦の「ノベンティ・オープン」(ドイツ・ハレ/6月14~20日/賞金総額145万5928ユーロ/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、錦織圭(日清食品)が予選勝者のリカルダス・ベランキス(リトアニア)を6-3 2-6 6-2で倒して今季のグラスコートシーズンを勝利でスタートした。試合時間は1時間40分。
今大会に3年ぶり7度目の出場となる31歳の錦織は、2度のベスト4(2014年、15年)がこれまでの最高成績。前回開催された2019年は、右上腕のケガを理由に出場を回避していた。
この結果で錦織は、ベランキスとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2012年8月にアトランタ(ATP250/ハードコート)の2回戦で一度顔を合わせており、錦織が6-4 6-7(7) 6-4で勝っていた。
錦織は次のラウンドで、セバスチャン・コルダ(アメリカ)と対戦する。コルダは1回戦で、第6シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を6-3 7-6(0)で下しての勝ち上がり。
そのほかの日本勢はマクラクラン勉(イカイ)がレイブン・クラーセン(南アフリカ)とのペアでダブルスに第7シードで出場しており、初戦となる2回戦の対戦相手はアンドレス・モルテーニ/ギド・ペラ(ともにアルゼンチン)とワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したダニエル・アルトマイアー(ドイツ)/ドミニク ステファン・ストリッカー(スイス)の勝者となっている。
ノベンティ・オープンはATPツアー500に格付けされる大会で、シングルス32ドロー、ダブルス16ドローで争われる。(テニスマガジン)
上位出場選手シード順位|シングルス
ダニール・メドベージェフ(ロシア)[1]
ステファノス・チチパス(ギリシャ)[2]※出場取り消し
アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[3]
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[4]
※[ ]数字はシード順位
写真◎Getty Images
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