錦織がグランドスラム大会で13試合ぶりの3セット勝利、2回戦はルードを倒したトンプソン [ウインブルドン]

写真は錦織圭(日清食品)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、錦織圭(日清食品)がアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)を6-4 6-4 6-4で下して記念すべきグランドスラム大会マッチ100勝目を挙げた。試合時間は1時間58分。

 試合を通して直面した7度のブレークポイントをすべて凌いだ錦織は、グランドスラム大会で13試合ぶりに3セットで勝利を決めた。

 ウインブルドンに2年ぶり12回目の出場となる錦織は、2度のベスト8(2018年~19年)がこれまでの最高成績。前回開催された2019年は準々決勝で、ロジャー・フェデラー(スイス)に6-4 1-6 4-6 4-6で敗れていた。

 錦織は次のラウンドで、第12シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を7-6(6) 7-6(3) 2-6 2-6 6-2で破って勝ち上がったジョーダン・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、第29シードのキャメロン・ノリー(イギリス)、サム・クエリー(アメリカ)、日本の西岡良仁(ミキハウス)、ジェレミー・シャルディ(フランス)、アルヤズ・ベデネ(スロベニア)、ジャンルカ・マーゲル(イタリア)、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)、ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)、ラッキールーザーで本戦入りしたボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)が2回戦に駒を進めた。

 第11シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)がクエリーに6-7(6) 4-6 5-7で、第20シードのアスラン・カラツェフ(ロシア)がシャルディに6-7(4) 6-7(6) 3-6で、第28シードのジョン・イズナー(アメリカ)は西岡に6-7(5) 6-2 3-6 7-6(3) 4-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー

男子シングルス1回戦|主な試合結果

○65マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)[7] 6-4 3-6 6-4 6-0 ●66ギド・ペラ(アルゼンチン)

○67ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)[LL] 6-2 6-7(4) 6-1 7-6(3) ●68グレゴワール・バレール(フランス)[Q]

○70アルヤズ・ベデネ(スロベニア)6-4 6-4 6-0 ●69コランタン・ムーテ(フランス)

○71西岡良仁(日本/ミキハウス)7-6(5) 2-6 6-3 6-7(3) 6-4 ●72ジョン・イズナー(アメリカ)[28]

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○74ジェレミー・シャルディ(フランス)7-6(4) 7-6(6) 6-3 ●73アスラン・カラツェフ(ロシア)[20]

○76イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)6-1 7-5 7-6(5) ●75ジャウメ・ムナール(スペイン)

○77錦織圭(日本/日清食品)6-4 6-4 6-4 ●78アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)

○79ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)7-6(6) 7-6(3) 2-6 2-6 6-2 ●80キャスパー・ルード(ノルウェー)[12]

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○86ジャンルカ・マーゲル(イタリア)7-6(3) 6-0 4-6 6-3 ●85フアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)

○104キャメロン・ノリー(イギリス)[29] 6-7(6) 7-5 6-2 7-5 ●103ルカ・プイユ(フランス)

○109ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)6-4 6-4 6-1 ●110ラドゥ・アルボット(モルドバ)

○111サム・クエリー(アメリカ)7-6(6) 6-4 7-5 ●112パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)[11]

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写真◎Getty Images

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