ベレッティーニがフルカチュにブレークを許さず初のグランドスラム決勝進出を決める [ウインブルドン]

写真はマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の男子シングルス準決勝で、第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が第14シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)を6-3 6-0 6-7(3) 6-4で振りきりグランドスラム決勝の舞台に辿り着いた。試合時間は2時間37分。

 試合を通して21本のサービスエースを決めたベレッティーニは、直面した2つのブレークポイントをいずれも凌いで自分のサービスゲームをすべてキープした。

 ウインブルドンに2年ぶり3度目の出場となる25歳のベレッティーニは、前回開催された2019年のベスト16がこれまでの最高成績だった。そのときは3試合を勝ち抜いたあと、4回戦でロジャー・フェデラー(スイス)に1-6 2-6 2-6で敗れていた。

 前哨戦のロンドン(ATP500)で優勝して今大会を迎えているベレッティーニは、グラスコートでの連勝を「11」に伸ばした。

 この結果でベレッティーニは、フルカチュとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。初対戦だった2018年1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の予選はベレッティーニが7-6(5) 6-3で、2019年3月のインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)の1回戦ではフルカチュが6-4 6-3で勝っていた。

 今大会でのベレッティーニは1回戦でギド・ペラ(アルゼンチン)を6-4 3-6 6-4 6-0で、2回戦でラッキールーザーのボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-3 6-4 7-6(4)で、3回戦でアルヤズ・ベデネ(スロベニア)を6-4 6-4 6-4で、4回戦でイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)を6-4 6-3 6-1で、準々決勝では第16シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を6-3 5-7 7-5 6-3で破って4強入りを決めていた。

 ベレッティーニは決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第10シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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