動画付き_ダブルスのウォーミングアップ「60分メニュー」後編【駒田政史コーチのみるみるうまくなるダブルスのはじめ方|第25回】




メニュー12
レシーバーの バックハンドリターンは スライスのみ

方法◎メニュー11と同じ方法でレシーバーに制限をかけます。バックハンド側でリターンを打つときはスライスのみとし、ロブも禁止。そうするとハードヒットされることも、ロブで頭上を抜かれることもないので、サーバー側前衛は動くチャンスです。

ポイント◎サーバーは何とかしてレシーバーにバックを打たせることで、前衛の活躍チャンスをつくることができます。一方でそればかり打つのではなく、フォア側の遠いところへスライスサービスも打つなどして、相手に簡単に読ませずインパクトを外すことも大事です。




駒田「9回入って8回取って、そのうち相手にバックのリターンを打たせて取ったのが5回。これはすごいね。相手はフォアでリターンを打ちたかったけれど、フォア側の遠いところにもボールがくるし、バック側にもくるという状況で簡単にリターンが打てなかった。そしてサーバー側の前衛は、相手がバックで取るとチャンスがくるとわかって強気のプレーができていた。こういう練習を続けていこう」




駒田「9回入って2回取って、そのうち相手にバックのリターンを打たせて取ったのが0回。サービスを90%入れたことはとてもよかった。レシーバーにフォアに回り込まれたポイントは惜しかった。相手は体勢が崩れていたのにうまく返してきたからね。最初に説明したように、サービスをよくすることがアベレージを上げてキープにつながることを忘れず、意識しながら練習しよう」



メニュー13
サーバーは2ポイントのみでゲーム

方法◎3ゲーム先取のダブルスです。ただしサーバーは2ポイントで交代します(ファースト、セカンドあり)。連続ポイント以外、ゲームは動きません。1ポイント目を取ったほうがリーチ、次のポイントも取るとゲーム獲得です。

ポイント◎どのポイントもゲームに直結する重要なポイントです。すべてが緊張するポイントになりますから、一発勝負をしたり、奇跡的なショットを狙うなどはしません。ポイントが取れるプレーをする、大事なポイントでいいプレーをすることを目指します。







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